360度山々を眺められる 長野県小諸市みまき大池
作成日:2021/1/6
訪問日:2021/1/3
今回は長野県小諸市にあるみまき大池の紹介です。
空気の良い中でウォーキングが楽しめます。
一周15~20分くらいです。
みまき大池にある碑文には
蓼科山麓の湧水を源に赤沼の溜池(女神湖)に貯え、水路延々56kmをもって御牧原台地の川辺地区400年余の溜池を潤した。天水頼りのこの台地、、早魃時には出穂皆無の状態も幾度か。昭和36年着工同47年竣工の県営御牧ケ原農業水利改良の大事業、この偉業を達成した。小山邦太郎先生の遺訓「アゝありがたきかな此の水」そのものであった。
「一滴の水と雖も金水と心得て浪費を戒め、進んで水源の涵養に努めよ」
この先輩諸兄の想いを受継いだ我々も又、後継者の責務として、冬季間捨てていた此の金水、老朽化し貯水能力減退の既存の溜池を統合して水利を調整すべく「十万トン」の大型調整池構想が浮上した。時恰も千曲川左岸広域農道(千曲ビューライン)が起工され、御牧原のこの台地を如何に開発、農業基盤を活性化するか関係六市町村の理事者等を中心に議論された。その中で「川辺地区豊かな地域つくり委員会」が生まれ構想もさらに具体化して、川辺全区のアンケート調査を実施、同意率81%の第一工区に白羽の矢が立ち立案された。
平成9年7月実行委員会が組織され発足、同年県・国のヒアリング、同十年4月農水省採択、同時に「担い手育成型畑地帯総合土地改良事業小諸御牧原地区」が県営事業として採択され工事が進展した。
受益地積64ヘクタール、受益者138名、水田には自動給水栓を設置、畑にも給水栓を取付け早魃時に備えた。
現代技術の粋を集めて竣工された調整池『みまき大池』も安全と安心そして友愛の池として地域住民の融和に努めるは素より、地域農業の活性化に寄与するものと確信している。茲に多年に亘り畑総事業の推進に御尽力なされた関係機関の御指導に深甚なる感謝の意を申し上げると共に、日夜に亘り献身的活動の実行委員と熱意ある受益者各位のご支援にも感謝を申し上げます。
竣工に当たり「躍進みまきの潤恵」の碑を建立して後世に伝える。
平成26年3月吉祥日
県営担い手育成型畑地帯総合土地改良事業小諸御牧原地区実行委員会
実行委員長 清水 英信 撰文
と書かれています。
公園のなかに登山道が整備されており、片道1時間ほどで標高1155mからの景色を見ることができます。
施設名称:みまき大池
住所:〒384-0807 長野県小諸市山浦
私が撮った各地での素敵な写真を販売しています。
周辺の道は細いので下記の道を通るのが良いかと思います。
駐車場はこんな感じで舗装発されていない砂利になっています。白線等もありません。
池のそばにはワインカフェもあり、お客さんも何人もいました。
駐車場から雄大な浅間連峰を眺めることができてとても気持ちがいいです。
池は3/4ほどは凍っており、凍っていないところではかもが泳いでいます。
池の周りの砂利道を歩いていきます。
砂利道は途中でなくなりるので舗装された道を降りていきます。ここを左折します。
凍っている池をながめながら砂利道を歩いていきます。
そしてまた舗装路に変わります。
ビニールハウスが両側に立っており、いい雰囲気です。
少し登って砂利道を歩いていきます。
一周して駐車場に戻ってきました。ほんと絶景です。
石碑もたっています。