山歩きの知恵
1.歩行術
靴底をできるだけ水平に保つことを意識する。
下りは踵の安定を意識する。
登りはゆっくり、下りは丁寧に歩く。
●自分の歩行リズムで歩く
●ストックはのぼりにも下りにも役立つ。
ストックの使用は行動にリズムを生み心肺機能の負荷低減に役立つ。
のぼりは短く、下りは長くし、ストラップはのぼりはストラップとグリップを一緒に握り、手首の力で下方に引くと推進力が増す。
●呼吸法
しっかりと息を吐く。そうすれば自然にたくさんの酸素を吸える。
●休憩は定期的に
疲れが出てきても休憩時間にまだ余裕があるときは歩行速度をゆっくりにして減速する。
一般的には日帰り登山であれば40分に1回5分程度の休憩が目安で、その時に水分や食べ物の補給、ストレッチを行う。
●充分な水分補給を行う
山での遭難や事故の多くは疲労が原因。
休憩ごとに水分を補給を行うのがベストで飲む量を少なく、回数を多くが基本。
●ザックへの荷物の入れ方
重心を上部に置く
●早立ち、早着
午後には天気が急変することがある。行動時間は短いほど危険に遭遇する確率は下がる。
●のぼり優先
登りでは息がはずむのでリズムのある登高が必要。
下降では呼吸は安定しているので待つことでリズムはそこなわれないのでのぼり優先がまなーとなっている。
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参考文献
春夏秋冬 山歩きの知恵 田村 宣紀 信濃毎日新聞社
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それでは、アデュー